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究極の投球フォームについて考える

投球に伴って起こる腕、肘の故障はどういうフォームで起こりやすいのか、それを防ぐ投球フォームについて、肩、肘の解剖と投球動作の物理的側面を考慮に入れて検討してみたいと思います。 肩の故障 ①回旋筋腱板損傷  肩の故障で多いのが肩関節の回旋筋...
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投球メカニクス(投球論)①、300勝投手ゲイロード・ペリー(Gaylord Perry)編

 大リーグで300勝以上挙げている投手は現在までにわずか24人で、今は先発5人分業制が主流になっているので今後300勝以上達成できる投手はなかなか出てこないのではないかと言われています。24人の内、第2次世界大戦以後に300勝を達成した投手...
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理想的な投球フォーム

 理想的な投球フォームの条件を4つ挙げてみましょう。 ①球が速い ②制球が良い ③肘、肩への負担が少なく怪我をしないで長い年月(20年以上)投げれる ④投球動作の始動からボールが手から離れるまでの時間が短い ④を加えたのは球が時速...
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怪我をしない理想の投球フォーム

 怪我をしないための投球フォームについて考えてみたいと思います。  まず、怪我をして手術の経験のある投手の投球フォームを見てみましょう。 ①松坂投手  2011年6月、右肘の故障でトミー・ジョン手術を受けました。 ※トミー・ジョン手術(英:...
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大リーグで主流の投球メカニクス、クレイグ・キンブレル編

アトランタ・ブレーブス、クレイグ・キンブレル 今大リーグで最も三振奪取率が高い投手はアトランタ・ブレーブスの若きクローザー、クレイグ・キンブレルです。キンブレルの平均球速は96.8マイル(時速156キロ)、最速100マイル(時速16...
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大リーグと日本のプロ野球の投球フォームの比較分析

 大リーグと日本のプロ野球投手の投げ方の比較 肩、肘に負担をかけないで速い球を投げるために最も大事なポイント ①骨盤を速く回転させる 骨盤を回転させる原動力は、両足が地面から受ける力です。 骨盤が回転する仕組みは車のエンジンの回転に似てい...
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大リーグで主流の投球フォームと160キロ右腕大谷翔平投手の投球フォームの比較

 2012夏の大会岩手県予選準決勝一関学院戦で、高校野球最速の160キロを出した花巻東高校の大谷翔平投手の投球フォームを大リーグで主流の投球フォームと比較してみました。  大谷翔平投手は大リーグ志望で、日本ハムからドラフト1位指名され、本人...
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大リーグで主流の投球フォームに近い西武ライオンズ、西口文也投手

 大リーグで主流の投球フォーム、つまり投球動作の後半に体が一塁方向に流れるようなフォーム(右投手の場合)をした投手は日本のプロ野球界にはいないと思っていましたが、西武ライオンズにいました。西口文也投手です。2012年シーズンを終って通算18...
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2012年度、アリーグ最優秀救援投手フェルナンド・ロドニーの投球分析

 2012年度、大リーグで信じられないような活躍をした選手と言えば、37歳にしてナショナルリーグでサイ・ヤング賞を受賞したナックル・ボーラーのR.A.ディッキーの名前がすぐにあがります。  しかし、タンパベイ・レイズの35歳のクローザーであ...
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ダルビッシュ投手が2012年9月から別人のように調子を上げた要因

 ダルビッシュ投手は2012年に大リーグにデビューしてずっとコントロールに苦しんでいました。そしてシーズン後半になって調子を落としました。勝てなくなって防御率も一時は4点台に悪化しました。  7月は1勝3敗、防御率5.74、8月は2勝2敗、...
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