怪我をしないための投球フォーム

ピッチング

怪我をしないための投球フォームについて考えてみたいと思います。
まず、怪我をして手術の経験のある投手の投球フォームを見てみましょう。
①松坂投手の大リーグデビュー戦(ロイヤルズ戦)の投球フォーム、95マイル
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まず、気づくのが
●軸足(右足)の蹴りが弱い点です。蹴った後、右足が引きづられるような投げ方です。
●投球が終るまで背番号が良く見える点です。腰が1塁方向に回転していきません。上体を前に倒す、つまり右肩の縦回転だけで投げています。
結局、下半身を利用した投げ方ではなく、肩、肘に負荷のかかる投げ方をしていると言えます。
②ステファン・ストラスバーグ(ワシントン・ナショナルズ)
MLBドラフト史上で『最高の選手』」と話題になり、ワシントン・ナショナルズに入団。2010年6月8日、大リーグデビュー。デビュー戦で14三振を奪って初勝利。
速球(フォーシーム)の平均球速は97.5マイル(時速157キロ)であった。しかし、8月には右肘を痛め、すぐにトミージョン手術を受けました。復帰は2011年9月。2012年は15勝6敗、防御率3.16の好成績を残しましたが、肘への負担を考慮して160イニング制限がかかり、この年は159.1/3イニングで終了。ポストシーズンで登板できませんでした。

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