今年2021年の新語・流行語大賞
やはり大谷翔平選手が選ばれました。二刀流だけかと思いましたが、ショータイムもセットで選ばれました。
ところで、リアル二刀流と二刀流の違いが少し気になります。リアルというのは本物のという意味で、投打両方で大活躍したという意味だと理解していますが、正確なところはどうなのでしょうか。
MLBのサイトで二刀流に対応する単語two‐wayで検索すると、genuine、true、realという単語が出てきます。どれも本物のという意味で、文字通りの意味で間違いないようです。
ショータイムの方は、見ていてわくわくするとてもエキサイティングな選手だという意味でしょう。
私の二刀流(ピッチング、コーヒーポット、シンガー・ソングライター)
大谷選手が大リーグに移籍して以来、自分なりにいろいろな二刀流に挑戦してきました。というか、無理やり二刀流という言葉を当てはめた場合もあります。
大谷選手は投打の二刀流ですが、私の場合はまず第一に投げる方のピッチングの二刀流(二投流、左右両手投げ)に挑戦してきました。
第二にコーヒードリップポットの二刀流(二湯流)です。
第三に音楽の二刀流です。シンガー・ソング・ライターになって大谷選手のテーマ・ソングを作る挑戦です。シンガー・ソング・ライターは作詞、作曲と演奏(私はギター)、歌唱といろいろ同時に行わなければいけません。二刀流どころか三刀流も四刀流も行わなければいけません。なかなか大変です。
このうち、私が未達成なのは第一のピッチングの二刀流です。
ピッチングは一刀流でさえ難しいので当然といえば当然の結果かもしれません。運動というのは無意識のうちに体が経験から覚えていて、何が重要であるのかわからずに自然と覚えている部分が多いのでしょう。左右同じようにピッチングを頭で行っていても結果としてなかなか同じにはできないということです。もっと基本に戻って行う必要があります。
ピッチングの二刀流
ピッチングの二刀流(左右両手投げ)の意義
左右両手投げの意義は、体が無意識に覚えている体の動かし方で何が大事か、してはいけない事がわかってくることです。利き腕でない方の腕で投げることはできそうでなかなかできません。同じように投げているつもりでも何かが違っています。利き腕でない側で投げれるようになれば利き腕側のピッチングは格段に進化していると言えます。裏を返せば、利き腕側でのピッチングがマスターできていなければ、利き腕でない側のピッチングはなかなか上達しないということです。
私の場合、利き腕(右側)でのピッチングは良い時と悪い時があり安定していません。良い時のピッチングを分析することでピッチングに大切なポイントがひらめくことがあります。
今年は練習場と時間の確保ができずに以前のようにピッチングの練習はできず5回程度しかできませんでした。その時の良い時のピッチングを見てひらめいたポイントがあります。
肘から先、特に手関節と指先のスナップが出来なければ球速は上がらない
これは左手で投げる時に意識しなければいけないポイントです。良い感じで投げているのに球速が上がらない時はチェンジアップのように指先のスナップが効いていない時です。
大リーグでは前脚の膝をあまり曲げないで投げる投手が多いですが、そうするために必要なポイントがわかりました
ポイントは股関節の使い方(外旋)にあります。股関節を有効に使うには体が開かない(ホームプレートの方向に体が向かない)ようにすることです。そのためには前足を着地する直前まで上体を開かないことです。
結果として前脚の踏み出しが速くなり、前脚の膝を軽く曲げて着地した直後は反射的に膝が伸びてきます。
今年2021年の私のピッチング風景
力を抜いて投げたと思われます。結果的にコントロール良く投げれたのではないかと思います。球速をアップするには上に述べたことを実践すれば可能だと思います。この時に良かった点は、最初の腕の構えが少し高めだったことです。ワインドアップにしたほうがもっと良かったかもしれません。そのメリットは、腕を下げることで前脚を高く上げるのが楽にバランスよく行えることです。
この日はフォーシームを4球投げた後、大谷翔平投手の代名詞的な球種スプリッター(スプリット・フィンガー・ファーストボール)を3球投げ、最後に左手でフォーシームを投げました。
もう少し練習すれば左手(利き腕でない側)でのピッチングも良くなる感触を得ました。二刀流ピッチングはもう無理かなと思うことも多いのですが、その夢はもう少し続きそうです。
コーヒードリップポットの二刀流(二湯流)
レギュラーコーヒーを淹れる時に便利なのがコーヒードリップポットです。細いお湯を注げるので大変使いやすいです。中でも注ぎ口のパイプの外径が6ミリのタイプを一度使うと、他の太い外径(10ミリ、8ミリ)のポットに戻れなくなります。外径が6ミリのタイプではどこのメーカーのものでも間違いなく点滴ドリップができるからです。点滴ドリップはコーヒーのドリップを始める時の蒸らしの時にできれば便利です。
コーヒードリップポットはコーヒー以外にカップ麺のお湯を沸かす時にも使ったりします。しかし、外径が6ミリのタイプでは無理です。パイプの外径が8ミリのタイプでは少し時間がかかりますが使えます。パイプの外径が10ミリのタイプでは割と楽に時間をかけずにお湯を注げます。
あれば便利な二刀流(二湯流)ポット
そこで私はパイプの外径が10ミリのタイプ(8ミリのタイプ、やかんタイプのものも)のポットをカスタマイズ(注ぎ口を加工)して使っています。具体的には注ぎ口の斜めのカット(門松のカットと同様)の角度を鋭角(20度以下)にして、注ぎ口の先端の向きを水平よりもやや下向きにしています。お湯の水平方向の流れも見えるように注ぎ口のカットを長く、さらにデザイン的に鳥が飛翔(大谷翔平選手の翔の文字から発案)するようなイメージを出すためにカットの初めの部分をわずかに上向き(湯の流れに沿って)にしています。
注ぎ口の先端の向きを水平よりもやや下向きにしているのはポットを傾けてもお湯の落ちる方向が前よりも真下に近くするためです。結果として、お湯を狙ったところに楽に注げます。
注ぎ口を含むネックの部分を青焼きしている訳
青色を主体にした虹色にステンレスを焼いているのは、この色が幸せを呼ぶと言われているからです。メーテルリンクの小説『青い鳥』の通称は『幸せの青い鳥』です。青い鳥は珍しいので見つけると幸せにつながると言われています。西洋の結婚式で花嫁が青い何かを身に着けると幸せになるとも言われています。そういう理由で私はポットのネックの部分を青焼きにしています。
二刀流(二湯流)ポットの最新作
カスタマイズ前の外観
元のポットの名前は塚田というメーカーのナチュレウッド・コーヒードリップサーバー1.0ℓ
ヨシカワのカフェタイムというコーヒー・ドリップポットとハンドルと蓋のツマミの木の色を除いてまったく同じです。
注ぎ口の向きが水平よりもわずかに下を向いているので裏漏れすることもなく、コントロール良くお湯を注げます。注ぎ口のパイプ外径は10ミリです。
カスタマイズ後の外観
機能的には元のポットと注ぎ口のパイプ(ネック)の外径が6ミリのポットを合わせたポットと言えます。カップ麺用の太いお湯と、点滴ドリップをはじめ極細のお湯、の両方が注げる二刀流(二湯流)ポットになっています。
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