2019年大リーグが開幕しましたが、開幕日に歴史的な投手同士の対戦がありました。
Scherzer, deGrom make Opening Day history
シャーザー、デグロムが開幕日の歴史を作る
MLBニュースより
マックス・シャーザーとジェイコブ・デグロムの歴史的な対戦がありました。両投手ともサイ・ヤング賞を受賞しています。 2人とも、ナショナル・リーグに所属しています。
マックス・シャーザー は 2013年、2016年、2017年 に合計3回、一方
ジェイコブ・デグロム は昨年2018年に受賞しています。 この年、マックス・シャーザーはサイ・ヤング賞の投票でデグロムについで2位でした。
勝敗で見ると、シャーザーが18勝7敗、一方デグロムは10勝9敗でシャーザー有利に見えました。しかし、防御率はシャーザーの2.53に対して、デグロムはナショナル・リーグ最高の1.70でした。デグロムは打線の弱いメッツにいたために勝ちに恵まれなかっただけです。結局、デグロムがサイ・ヤング賞史上大リーグで最低の10勝で サイ・ヤング賞 を受賞したのでした。
実績では現在、159勝82敗のシャーザーの方が上ですが、デグロムは昨年以降、現在に至るまで絶好調で、大リーグ記録を更新しています。デグロムは30回連続登板し、すべて3点以下に抑えており、これは大リーグ記録です。
何が歴史的だったのか?
開幕日に両先発投手いずれもが2桁三振を奪ったのです。
ワシントン・ ナショナルズのマックス・シャーザー が12三振、ニューヨーク・ メッツのジェイコブ・デグロム が10三振を奪いました。試合はメッツがナショナルズに2-0で勝ちました。デグロムが勝ち投手、シャーザーが負け投手になっています。
これは大リーグ史上わずか2度目の出来事です。最初の例は今から約50年も前の1970年4月7日のことです。
オリオールズのデイブ・マクナリーとインディアンスのサム・マクドーウェルがこの記録を達成しています。マクナリーは13三振を奪い完投し勝利投手になり、一方 マクドーウェル も6と1/3イニングで11三振を奪いました。
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