スピード、コントロールに必須の下半身を使ったピッチング
以下に述べる事は、ピッチング理論の追及のため、私が昨年から実際にボールを投げ始め、感じたことをまとめたものです。今年は仕事の際の肩の怪我のため、右手で投げ始めて2ケ月目で、昨年からの合計でも5ケ月程度に過ぎません。左手でも同時に練習をしており、良くはなってきていますが、やはり左手では右手のようには楽に投げれません。最近になって、膝を伸ばす時に使う、大腿四頭筋を中心とした左の軸足の弱さが一番の原因であるように感じています。とにかく、ストライドを大きくするのに苦労しています。
腕はいつも同じ強さでしかも軽く振り、スピードの調整は下半身の動かし方の速さで行なうのが良い
下半身を使って気持ちよく投げるのに最低限必要な筋力はどれぐらい?
両足で立った状態から、両膝を曲げてしゃがみこみ立ち上がる動作を両足スクワットと言い、両足では楽にできますが、これを片足で行うのはなかなか大変です。
私はかろうじて右足で片足スクワットができる程度です。一方、左足で片足スクワットはできません。
左手で右手と同じように投げるには左の軸足の筋力をつけないとだめなようです。当面、左手では、軸足に負担をかけないピッチング方法で投げる必要があります。最近は、元巨人で今年、大リーグのカージナルスで18勝を挙げて大活躍したマイルズ・マイコラス投手の投げ方を手本にしています。
参考にしたいカージナルスのマイルズ・マイコラスMiles Mikolas投手のピッチングフォーム
マイコラス投手はコントロールが良く(1試合あたりの四球はわずか1.3個で、ナショナルリーグでトップの成績)、最速96マイルの速球も投げています。軸足の膝を極端に大きく曲げないので参考にしやすいと思います。シニアや女性にもおすすめのピッチングフォームです。アストロズのバーランダー投手と同様、前腕のコッキングも早目で、オーソドックスなので肘への負担も少ないフォームです。
いずれにしても脚力を中心に下半身を鍛えれば、スピードとコントロールが向上するのは間違いないと思います。昔から投手は走り込みが大事だと言われるのはこのことを言っているのでしょう。投手を目指す人は、デパートでは階段を使うようにしましょう。ランニングも始めましょう。
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