大リーグで主流の投球フォーム(イチローvsチャップマン)

ピッチング

 大リーグで投手の最速記録時速105マイル(時速169キロ)を持つシンシナティ・レッズのチャップマン投手とイチロー選手のレーザービーム送球のフォームがよく似ていることに気がつきました。
イチロー選手のレーザービーム送球は速くて、コントロールが良いことで有名ですが、このフォームは投手にとっても理想の投球フォームのような気がします。それを投手として再現しているのがチャップマン投手と言えます。
チャップマン投手は以前は球は速いがコントロールが悪いことで有名でしたが、今はコントロールも良くなり、クローザーとして大活躍しています。
2012年8月29日現在のチャップマン投手の成績は
5勝4敗、防御率1.27、33セーブ(セーブ機会37)、64イニングで四球16、三振113、被打率.135です。
両者に共通なフォーム上の特徴は
①上体を横よりもさらに後ろ側にひねった後、前足が地面に着くまで、上体のひねりをホームプレート側に戻さない。
②前足が地面に着くと同時に前足を軸に上体を一気に回転させる(膝は伸ばす)。
③体の回転は足から始まり、順次、腰、肩、肘と少しずつ遅れながら回転して行く。

チャップマン投手の投球フォーム
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イチロー選手のレーザービーム
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